全国的青年連絡組織

■第66回ユネスコ運動全国大会in奈良■

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全国大会開始前

2010年9月25日、なら100年会館において第66回日本ユネスコ運動全国大会が行われました。

青年企画

青年企画は、本大会のテーマを受け、様々な「わ」を表現することを通して、これからのユネスコ活動への提案を行いました。
「わ」にはいろいろな形があります。
ユネスコ内だけでなく、ユネスコの枠を超えて縦にも横にも拡がっているものだと考えます。
それぞれの「わ」を大切にしながらつながっていけたなら、もっと大きな「わ」になり、世界が輝くのではないでしょうか。

ユネスコスクールの子どもたちに学校の取り組みを紹介してもらいました。
未来を創る子どもたちの取り組みは、ＥＳＤの視点を取り入れ、「地球」のことを考えた実践でした。
そんな子どもたちと、私たちは手をつないでいけるのではないでしょうか。

関西を中心とした各地ユネスコ協会青年部の活動紹介も行いました。
それぞれがユニークな取り組みを行っています。
大事なことは、関西の青年部は地域を超えてつながっているということです。

私たちユネスコ活動者が、地域を超えて、ユネスコという枠を超えて、率先して「わ」をつないでいく役割を担っているのではないでしょうか？
そんなメッセージを込めて「手をつなごう」というオリジナルソングを歌いました。
会場のみなさんにも協力していただき、「つながり」を表現しました。
手をつなぎ、高くかざしたあの瞬間、私たちは確かにつながり、ひとつになっていました。

会場入り口で青年が配っていた「うちわ」は、「平和」の多様性に気付き、今一度「平和」について考えてもらいたいと考案した青年企画のひとつです。
奈良市立飛鳥小学校の全児童を始め、たくさんの人に「あなたにとっての平和とは」を絵や文字で表してもらいました。
相対的な「平和」はひとつではありません。
しかし、「ひとつではない」ということを知ることが、そして、「平和」について考えることが、平和な世界を創る一歩なのではないでしょうか。

青年企画後

青年企画終了後、参加してくれたみんなで記念撮影を行いました。

青年のつどい

設立総会後の「青年の集い」では、とにかくたくさんの人と出会い、語り合ってもらいたいと、何回も異なる小グループを作り、語らい場を設けました。
全国から集まった青年がこれからつながっていく「きっかけ」になったなら幸いです。
また、後半にはテーマ別の話し合いも行いました。
「全国的青年連絡組織について」や「平和について」、「世界遺産について」や「子どもとのかかわりについて」など、自分の興味あるテーマで話し合いました。
設立総会の余韻もあり、参加者は、真剣に、そして楽しもうという、活気あふれる時間になりました。